精麦って何のこと?
収穫された大麦を食べやすくするために加工することを「精麦(せいばく)」といいます。
精麦製品の種類は大まかに押麦
(おしむぎ)、白麦
(はくばく)、米粒麦
(べいりゅうばく)の3種類に分類されます。 押麦は日本にお米が足りなかった頃、お米の代替食糧として食べられていました。
いまでは麦の品種改良や精麦技術の飛躍的な進歩により、食物繊維の豊富な健康食品として取り入れられています。 |
洗わずに使えるって本当?
精麦製品の原料となる麦は、外皮が硬いため、製造工程で麦粒の40~50%は削り取られていきます。 その過程で “ぬか”も除去されますので、特にお米のようにとぎ洗いする必要はありません。 |
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押麦
(おしむぎ)
外皮を剥いて、蒸気で加熱し、ローラーで平らにしたものです。真ん中のスジ※が特徴的で、 最もポピュラーな精麦です。「麦とろ」に使われる麦は、主にこのタイプです。
※真ん中の黒いスジを「フンドシ」といいます |
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白麦
(はくばく)
スジに沿って二つに切って黒いスジを取り除き、蒸気で加熱し、ローラーで平らにしたものです。麦ごはん初入門の方に最適です。
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米粒麦
(べいりゅうばく)
真ん中のスジに沿って二つに切り、さらに磨いたもので、形や比重がお米とほぼ同じに加工されています。 学校給食で使われている麦は、このタイプが主流で、パラッとした食感が特徴です。
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