あ行
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- イネ科カラスムギ属の穀物、オート麦、オーツ麦のことです。主にオートミールとして食べられます。
- イネ科オオムギ属の穀物、中央アジア原産で世界の主要作物のひとつです。 発芽させたものを麦芽と呼び、これがビールの原料になります。
- 大麦の皮を剥き挽いて粉にしたものです。アレルギー対策として、小麦粉の代用で用いられることもあります。
- 大麦を30%以上配合した蕎麦。素朴な味でビタミンや食物繊維が豊富なのが特徴です。
- 大麦粉や粒の大麦を配合したパン。食物繊維が豊富なのが特徴です。
- 大麦を30%以上配合した麺。蕎麦に似た食感でビタミンや食物繊維が豊富です。
- 大麦の外皮を剥いて、蒸気で加熱し、ローラーで平らにしたものです。
か行
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- 穀皮の内側の皮のことで、穀皮と同じように種子を守る役割があります。
- 種子(穀粒)の外側を覆っている皮のことで、雨水や害虫から種子を守る役目があります。皮麦では、穀皮は糊のような物質で種子に付着していますが、はだか麦では糊のような物質は存在しません。このため皮麦では脱穀後も皮を被っていますが、はだか麦は皮が剥がれ落ちています。
- 外皮(お米のモミの部分にあたる)が子実に密着していて、皮が剥がれにくくなっているタイプの大麦。日本で栽培されている大麦の9割以上が皮麦です。
- 事業者の責任で、科学的根拠を基に商品パッケージに機能性を表示するものとして、消費者庁に届けられた食品です。
- 胚乳と胚との間で、発芽に必要な栄養分を運んだり、発芽に必要なホルモンを伝達したりするのに使われます。アロイロン層(あろいろんそう)ともいいます。
- イネ科コムギ族の穀物、グルテンを含有しパンや麺の原料となります。
- 日焼けした肌の色のことを収穫時の小麦の色に例え「小麦色」といいます。
- 小麦を挽いて粉にしたもの。グルテンの割合で強力粉、中力粉、薄力粉に分けられます。
さ行
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- 食物成分の中で、人の消化酵素では消化できないもののことで、わたしたちが健康な生活を送るのに欠かせない成分です。
- 水に溶けやすい食物繊維のことをいいます。水溶性食物繊維は小腸の中でどろどろした状態になります。このため食べた食品の移動が緩やかになり、糖の吸収速度を緩やかにしたり血中コレステロールの上昇を抑制する働きがあります。
- そば粉から作った麺、またはそれを茹でたもの。植物としてのソバはタデ科の1年草です。
た行
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- 胚乳の中で発芽のエネルギーとして使われる、でんぷんなどの栄養分を蓄えている部分です。
な行
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- 早口言葉。この中で人が通常そのまま食べるのは生卵だけです。
- 穂の節のうち両側が退化して中央部にのみ種が稔る大麦のこと。大粒大麦ともいいます。
は行
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- 植物のもとになる部分で、成長して芽や根になります。大麦の胚にはビタミンBやビタミンEが多く含まれます。
- 発芽のために必要な栄養分を貯蔵している組織です。大麦の特徴の一つは、この胚乳部分に水溶性食物繊維を多く含むことです。そのため大麦の種子の外側部分を削っても、水溶性食物繊維は損なわれません。
- 麦の価格のことを「麦価」といいます。政府が生産者から買い入れるときの価格を 「生産者麦価」、政府が加工業者に売り渡すときの価格を「消費者麦価」といいます。
- 大麦の種子を発芽させたもの。ビールの原料となります。
- 麦が熟する季節、初夏のことを「麦秋」といいます。俳句では「あきむぎ」と読むこともあります。
- 大麦の皮を剥き黒条線(スジ)に沿って切断し押しつぶしたものです。
- 外皮(お米のモミの部分にあたる)に糊状物質がなく, 脱穀すると皮が容易に離れるタイプの大麦。日本では四国や九州の一部を中心に栽培されています。
- 花材として用いられる大麦です。主に添え花として用いられます。
- 微量で生体の正常な発育や物質代謝を調節する、生命活動に不可欠な有機物です。ふつう体内では生合成されないので、食物から摂取しなければなりません。
- 大麦または小麦を蒸して乾燥させたものを「挽き割り麦」といいます。
- 外皮の内側の果皮の一部が種子の内部に食い込んでいる部分のことをいいます。大麦を加工して押麦にすると、腹溝は黒条線として残ります。
- 水に溶けにくい食物繊維のことをいいます。不溶性食物繊維は、水に溶けず水を吸収し数倍に膨れます。これが腸を刺激してぜん動運動を活発にすることで便秘を予防します。
- 大麦の皮を剥き黒条線(スジ)に沿って切断したもの。米と一緒に炊いても浮き上がらないのが特徴です。
- 大麦に多く含まれる水溶性食物繊維で、食後の血糖値上昇をおだやかにする、血中コレステロールの上昇を抑制する、腸内環境を整える等の効果があり、大麦の機能性関与成分として機能性表示食品において用いられます。
ま行
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- 大麦の皮を剥き精白したもの。麦味噌などの原料になります。
- 大麦、小麦の刈り取りのことを「麦刈り」といいます。
- 大麦炒った後で粉にしたもの。麦粉、はったい粉ともいいます。
- 大麦の種子を炒り煎じた飲み物です。主に六条大麦から作られます。
- 麦の搗精作業のことです。昔は石臼を手で回して行いました。麦搗き歌が各地に残っています。
- 麦飯にとろろ芋をかけた料理。「麦とろ飯」ともいいます。
- 6月24日は「麦の日」です。歌手美空ひばりの忌日で、ひばりという名から制定されました。
- 霜柱で土がもちあげれられて根が傷むのを防ぎます。また、麦踏みにより茎が枝分かれするため、たくさん実をつけることも促進します。
- 麦藁から作った帽子です。主に夏に日除け用に被ります。
や行
ら行
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- イネ科ライ麦属の一年草。ライ麦のパンは色が黒く黒パンと呼ばれます。ウォッカの原料としても使われます。
- 穂の各節に種がみのり、上から見ると六条に見える大麦のことをいいます。小粒大麦ともいいます。
わ行
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